家飲みにぴったりのお酒、梅酒。甘くて飲みやすいので、どんなおつまみが合うのか分からない…という人も多いかと思います。
今回は、梅酒でおうち時間を過ごす際にお供にしたい「おつまみ」についてのお話です。
飲み方別!梅酒にぴったりのおつまみ
難しいようで、意外にどんなおつまみにもマッチする梅酒。ただ、飲み方によってアルコール度数が変わるので、ぴったりのおつまみも変わってくるようです。
ストレート
ストレートで飲む場合、梅酒のアルコール度数は10~20%くらい。ものによっては、日本酒より強いんですね。アルコール度数が高いお酒を飲む場合は、代謝酵素に不可欠な「亜鉛」を摂取したほうがいいといわれます。
チーズやナッツ、ビーフジャーキーなどは水分が少なく、亜鉛が比較的多く含まれているのでとってもおすすめ!ストレートの梅酒は梅の風味がしっかり感じられるので、魚介類・お肉系の味が濃いもの、中華などがおいしくいただけそうです。亜鉛を多く含む牡蠣の料理なら、なお、いいですね!
ロック
ロックもストレートと同様に、チーズやナッツ、味が濃いものがぴったりです。
ただ、氷を入れるぶんお酒の量が少なく、おかわりしてしまいがち。食べすぎ飲みすぎには、十分注意したいものです。氷を細かく砕いたクラッシュロックなら、お酒も少し薄まるので、水割りなどと同様に薄味のおつまみでもおいしくいただけそうですね。
お湯割り
寒い季節におすすめのお湯割り。梅酒をお湯で割ると、ストレートやロックよりアルコール度数が低くなりますが、余韻ある梅の香りと甘酸っぱさが際立ちます。それに負けないように、味が濃い目、かつ冷めたもののほうが合いそうです。
おすすめは魚介やお肉系の缶つま。最近は牡蠣の缶つまもあるので、亜鉛が摂取できておすすめです。お家で作るなら、カルパッチョをしっかり目の味のソースで、または濃い目に味付けたポテトサラダなどもおいしくいただけそうですよ。
水割り
水割りの場合はストレートやロックとは逆に、おつまみの味が濃いとお酒が負けてしまうので薄味のほうがおすすめ。枝豆や冷ややっこ、お刺身など、たんぱく質の摂れる和食との相性がよさそうです。水炊きなどのお鍋もいいかもしれません。
ソーダ割り
ソーダ割りは、炭酸で爽快感が増し後味もすっきりしているので、唐揚げやフライドポテトなどの揚げ物と好相性。亜鉛が豊富な牡蠣フライやチーズフライなどもいいですね!
手軽に食べたい人には、ポテトチップスやチョコレートなどのお菓子もおすすめです。
市販で手軽に!梅酒に合うおつまみ
チーズ系おつまみ
梅酒に合うおつまみの代表といえばチーズ。なかでも、カマンベールやクリームチーズ、スモークチーズが人気のようです。そのまま食べるのはもちろん、クラッカーに載せたりパプリカなどに載せて焼いたり、チーズフライにしてもOK!野菜が食べたいなら、温野菜でチーズフォンデュにしてみても◎
基本的にどの飲み方にも合うので、常備しておくと、いつでもおいしく梅酒時間が楽しめます。
おつまみの定番ナッツ
こちらもおつまみの定番、アーモンドやカシューナッツ、ピスタチオ、くるみなどのナッツ類。そのまま食べられるので便利です。フライパンやオーブンでちょっと温めて食べるのもおすすめ。カレーやチーズなどで味をアレンジしてみてみるのもいいですね!また、パンプキンシードは亜鉛が豊富でおすすめです。
ちょっと贅沢に缶つま
オイルサーディンや鯖缶、焼き鳥などおなじみの缶詰はもちろん、ふぐやサザエ、ウニ、アワビなどの高級食材がお手軽に食べられるのも缶詰の魅力。最近は和洋中、さまざまなバリエーションの味付けがそろっているので、選ぶのが楽しくなってしまうかも!
噛み応えで食べすぎ防止!ビーフジャーキー
たんぱく質が豊富で、噛めば噛むほどおいしく味わえるビーフジャーキー。よく噛まなければならないぶん食べ応えがあるので、食べすぎ・飲みすぎ防止にも一役買ってくれそうです。しょうゆベースのものやスパイシーなものなど味付けもいろいろなので、好みによって選んでみてくださいね。
野菜系なら枝豆で
お湯割りなどにぴったりの枝豆も常備しておきたいおつまみのひとつ。冷凍枝豆なら、流水解凍するだけで食べられますが、フライパンで焼いてもおいしいみたいです。
スナック菓子
軽くつまみたい場合、ポテトチップスなどのスナック菓子も手軽でおすすめ。カリカリチーズのようなスナックもあるので、チーズが食べたいけど歯ざわりがいいものがいい場合などにぴったりですよ。
梅酒にぴったり!簡単おつまみレシピ
宅飲みといえば、手作りおつまみで楽しみたいもの。でも、手間がかかると面倒ですよね。
そこで、3から5ステップで超簡単に作れて、梅酒に合うレシピばかりを集めました◎
焼き肉をあっさり味で
たんぱく質と亜鉛が摂れるお肉はおつまみにおすすめ!牛肉をあっさり食べられるレシピです。
材料
・焼き肉用の牛肉(200g)
・ミニトマト(5~6個)
・玉ねぎ(小1/4個)
・ピーマン(1個)
【ソース材料】
・酢(大さじ1)
・砂糖(小さじ1/4)
・塩(小さじ1/4)
・コショウ(少々)
作り方
1.ミニトマトと玉ねぎ、ピーマンは粗目に刻んでおく
2.ソースの材料をよく混ぜ合わせ、1.を加える
3.フライパンに少量のオリーブオイルをひき、塩コショウをふった牛肉を両面焼く
4.3.を器に盛りつけ、別添えの2.のソースをかけながら食べる
さらに、ショウガやレモンなどとも相性がいいので、気分によって、いろんなアレンジをためしてみると楽しいかもしれません。
レンジで簡単に作れるスペアリブ
こってり系のお肉系おつまみなら、スペアリブがおすすめ。焼き肉のタレを利用したら味付けも簡単です!
材料
・スペアリブ(400g)
・焼き肉のタレ(大さじ3)
・はちみつ(小さじ1)
・ごま油(小さじ1/2)
・ポン酢(小さじ1)
作り方
1.ポリ袋にすべての材料を入れてもみ込み、10分ほど置く
2.汁ごと耐熱容器にあけて、ドーナツ状に真ん中をあけて並べる
3.ラップをせずに電子レンジで8分ほど加熱する
4.6分くらい経ったらいったん取り出してタレを絡めるようにして裏返す
5.残り2分ほど加熱したら、皿や蓋などをかぶせ1分ほど蒸らしてできあがり
オイスターソースでカルパッチョ
簡単なのに贅沢に感じるカルパッチョ。
レモン酢などのあっさり味もいいですが、ストレートやロック、お湯割りには、ちょっとこってり目のソースがおすすめです!
材料
・鯛など好みのお刺身(適量)
・大葉(3枚)・ねぎ(適量)
・オイスターソース(小さじ1)
・ごま油(大さじ1)・ポン酢(小さじ1)
作り方
1.大葉とねぎはみじん切りにしておく
2.オイスターソースとごま油、ポン酢をよく混ぜ合わせる
3.2.を好みのお刺身にかけてできあがり
亜鉛たっぷり!牡蠣のバターしょうゆ焼き
牡蠣は亜鉛たっぷりの代表的素材!おつまみにとってもおすすめです。バターしょうゆの、ちょっと濃いめのバターしょうゆ焼きなら、ストレートも好相性です。
材料
・牡蠣(10個)
・バター(大さじ2)
・しょうゆ(大さじ1)
・にんにく(1片)
・薄力粉(適量)
作り方
1.水洗いしてキッチンペーパーなどでしっかり水気をふき取った牡蠣に薄力粉をまぶす
2.フライパンを中火で熱し、バターと薄切りにしたにんにくを入れて温める
3.香りが立ってきたら、牡蠣を入れて両面焼く
4.焼き色がついたらしょうゆを加えてできあがり
餃子の皮でパリパリ赤じそチーズ焼き
宅飲みおつまみで大活躍するのが、餃子の皮。とっても簡単なので、チーズとトマトなど、自分の好きな食材でアレンジしてみてくださいね!
材料
・餃子の皮
・粉チーズ
・赤じそふりかけ
・オリーブオイル
(各適量)
作り方
1.餃子の皮を広げて、粉チーズと市販の赤じそふりかけをかける
2.1.の上に少量のオリーブオイルをかける
3.オーブントースターで焼き色がつく程度に焼く
オーブントースターで手作りパンプキンシード
ビタミンやミネラルが豊富に含まれるパンプキンシードは、実は家でも簡単に作れます。ためしてみてくださいね!
材料
・かぼちゃの種 適量
作り方
1.ボウルに水をはって洗いながら、丁寧にぬめりやワタを洗い落とし種を取り出す
2.種をざるなどに広げて3日から1週間ほど乾燥させる
3.種の殻・薄い膜をキッチンバサミなどで開き中身を取り出す
4.オーブントースターで5分ほど焼いてできあがり(フライパンで2分ほど乾煎りしてもOK)
まとめ
梅酒は甘さと、その風味から「ぴったりのおつまみが難しい」と思われがちですが、実は意外に合うおつまみは多いのです。基本的に、お酒が濃ければ濃い目の味付けのおつまみ、薄ければ薄味のおつまみが好相性。できれば亜鉛が豊富なものを選んで、楽しい梅酒時間を過ごしてくださいね♪