これまでに近畿編と九州編をご紹介してきた、「梅酒好きのおとな旅!梅酒蔵巡りで醸造・体験」シリーズ。今回は、中国・四国編をお届けします!
見学・体験ができる梅酒酒蔵-中国編-
それぞれの土地柄と食に合わせた酒造りが行われている中国地方で、見学できる梅酒造りをしている酒蔵さんをご紹介します。
以前にご紹介した近畿編、九州編についてはこちらをご覧ください。
梅酒好きのおとな旅!梅酒蔵巡りで醸造見学・体験【近畿編】
梅酒好きのおとな旅!梅酒蔵巡りで醸造見学・体験【九州編(まとめ)】
梅津酒造有限会社(鳥取県東伯郡)
今から150年以上前、慶応元年に創業した老舗酒蔵・梅津酒造さん。伯耆富士といわれる秀峰大山(だいせん)から湧き出る豊かな水と自然に恵まれた土地で、昔ながらの酒造りにこだわっています。
梅酒ファンとしては見過ごせない、酒造を代表する銘柄である梅酒「野花」。
梅津酒造の地元、鳥取県湯梨浜町野花(のきょう)地区周辺でしか栽培されていない珍しい品種の「野花梅」。厚い果肉にジューシーな果汁が特徴で、完熟すると5〜6cmもの大きさに。そんな完熟した大きな野花梅を、シンプルに米と米麹だけで造った日本酒に、2年以上も漬け込んだまま熟成。その土地だからこそ造りだせる、ぜいたくな逸品です。
- 住所:鳥取県東伯郡北栄町大谷1350番地
- 電話:0858-37-2008
- SNS:ー
- 見学/体験内容:酒蔵見学
- 所要時間:ー
- 予約方法:電話またはメール
- 受付:ー
- 定員:5~6人まで※未成年だけでの見学は不可。
- 費用:有料
- 見学/体験スケジュール:ー
- 見学/体験時期:ー
- 酒造見学・体験ページ:https://umetsu-sake.jp/kengaku.html
見学・体験ができる梅酒酒蔵-四国編-
四国からは、鳴門や松山といった有名な観光エリアからも近い場所にある蔵元をご紹介します。
株式会社本家松浦酒造場(徳島県鳴門市)
全国燗酒コンテスト2020でダブル金賞を受賞した日本酒「鳴門鯛」を有するこちらの蔵元では、徳島県内で現存する最古の酒蔵とあって、登録有形文化財に指定されている蔵で酒造りを見学することができます。
見学後は、蔵の一角を改装したという直売所「ナルトタイの店」へ。こちらでは「鳴門鯛」をはじめ、数々の賞を受賞したお酒を試飲することができます。
また、果実酒でよく見かける「にごり系」ですが、日本で初めて「にごり果実酒」を発売したのは、本家松浦酒造さんだとか!
鳴門を訪れたら、是非、“元祖”にごり梅酒を味わいに行ってくださいね!
- 住所:徳島県鳴門市大麻町池谷字柳の本19番地
- 電話:0120-866-140
- SNS:https://twitter.com/shumurie(TW)
https://www.facebook.com/narutotai(FB)
https://www.instagram.com/narutotai/(IG) - 見学/体験内容:鳴門鯛のお酒ができるまでの工程や精米所、母屋、貯蔵など建物の蔵見学。ナルトタイの店にてお酒の試飲。
- 所要時間:約15分
- 予約方法:電話・公式HP予約フォーム
- 受付:見学ご希望日の1週間前まで
- 定員:おひとり様から団体まで
- 費用:無料
- 見学/体験スケジュール:ー
- 見学/体験時期:月〜土 9時〜17時
※年末年始・お盆・ゴールデンウイークは除く。また、土・日・祝日については要相談。 - 感染症対策:当日、入り口で検温、消毒が必要。また、37.5度以上の方は入場不可。
- 酒造見学・体験ページ:https://narutotai.jp/?page_id=91
栄光酒造株式会社(愛媛県松山市)
道後温泉のほど近く、高縄山系の三方ヶ森付近を源流とする石手川のほとりに蔵を構える栄光酒造さん。仕込み水に高縄山系から湧き出る名水・湧ケ淵を、米は愛媛県産の原料米を使い、手造りの地酒の品質と技術を1897年の創業以来、伝承しています。
主力商品のひとつ「蔵元の梅酒」は、愛媛県特産の南高梅の大粒な特選サイズのものだけを使用。添加物は一切入っていないので、梅の甘味が存分感じられるフルーティーな一本。
地酒たるこだわりと杜氏さんの熱い想いを垣間見に、松山観光の合間に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
- 住所:愛媛県松山市溝辺町甲443
- 電話:089 – 977‐0964
- SNS:ー
- 見学/体験内容:蔵見学、見学後は直売所へ※見学当日は、納豆、ヨーグルト、キムチなどの発酵食品の飲食は控えてください。
- 所要時間:約20~30分
- 予約方法:電話・公式HP「お問合わせ」
- 受付:見学予定日の前日まで
- 定員:ー
- 費用:ー
- 見学/体験スケジュール:ー
- 見学/体験時期:公式HP「営業日カレンダー」に準ずる
- 感染症対策:見学時の白衣とヘアキャップの着用
- 酒造見学・体験ページ:https://eikoo.com/visit
まとめ
今回は、中国・四国地方で梅酒を作る酒蔵のうち、工場見学ができる酒蔵をご紹介しました。
いずれも、その土地に根ざし、地元の素材にまっすぐ向き合いながらお酒造りをしている実直な酒蔵ばかり。
有名な観光エリアに近い酒蔵もあるので、自由に移動ができるようになったら、ぜひ訪れてみてください。