2022年3月10日

梅なら、花も団子も。

梅なら、花も団子も。

奈良時代から親しまれる、梅の花見。

「酒杯に 梅の花受け思ふどち 飲みての後は 散りぬともよし」

これは、万葉集に載っている和歌

梅での花見とお酒を題材にしていて、
親しい友人と梅を見て飲んだ後は、花は散っても構わない的な意味らしいです。

現代では、お花見といえば桜が一般的ですが、
奈良時代には、梅を見て宴会をする文化があったことが分かりますね。

現代において、花見とは。

ここでふと疑問が生まれました。

「令和の今、梅で宴会付きの花見をする人は今はあまりいないよね?」

もちろん、梅を見に行くという方は今でも大勢いらっしゃいます。
梅の花が持つ魅力は今も消えていないのに、梅で宴会付きの花見をしないのは、
もったいないじゃないかと思ったのです。

梅の花見なら、梅の花の美しさや香りを楽しめるのはもちろんですが、
梅酒を用意すれば、その実の美味しさまで楽しめます。
これはポイントが高い。

“梅の花見”の醍醐味って?

花も団子(お酒)も愛でられるなんて、純度100%。

全身で春の訪れを感じられるなんて、
こんな贅沢なことはないのでは?と、思ってしまいます。

さらに梅の花見のいいところを掘りさげてみましょう。
梅にはたくさんの品種があるので、
気軽に多種多様の花を見れるところも良いところだと思います。

白、ピンク、紅と色とりどりで飽きさせませんから。

枝ぶりも枝が上を向いているものあれば、
枝垂れているものまであり、全体を見たときの印象がちがうのもまた面白い。

もちろん大メジャーのソメイヨシノが幅を利かす桜も見事ですが、
違いを楽しめる梅は、繊細な美しさを感じさせてくれてステキだと思うのです。

お酒にしてもそうです。
梅酒には古今東西数え切れないほど種類があります。
それぞれの蔵が作った、自慢の梅酒の違いを楽しむことだってできるんです。

また、自作の梅酒を梅の下でいただくなんてのもまた風流ですね。

桜にも、花びらやさくらんぼを活かしたお酒はありますが、
比較すると数が少ないのちょっと寂しいところ。

まとめ

うーむ。考えれば考えるほど、
梅の花見で梅酒を楽しむことは、とんでもなく相性のいい組み合わせ

奈良時代から楽しまれていたという、
文化的なバックボーンも心強く感じます。

もうこれは季節のイベントとして、
しっかり取り入れていいのではないのでしょうか?

ちなみに、今年の梅は私が住む関西では残念ながら終わってしまいました。
ただ、南北に広い日本。
北に向かえば梅の花見を楽しめるチャンスは、もう少しだけありそうです。


〈プロフィール〉
この記事を書いた人:TAMUUU
お酒大好きです。特に週末のお酒はより好きです。
お酒の場も大好きです。
いろんな目線で、梅酒や和リキュールの魅力を伝えられたらと思っております。